マイホームの資金計画の仕方
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ここではマイホームを建てる際の資金計画の立て方と千葉・茨城の補助金制度について解説しています。
3ステップで進めるマイホーム資金計画
マイホーム購入では住宅ローンを利用することがほとんどですが、月々の返済が家計を圧迫してしまうようでは入居後に辛くなるだけです。そこでどのような順番で資金計画を進めればよいかを説明します。
1.キャッシュフロー表を作成して予算を決定
キャッシュフロー表とは収入・支出や預金などの推移を表にまとめたものです。年単位で構いませんので、給与収入や家計支出、保険、定期預金などを整理して自分が定年退職するくらいまでの流れを把握します。
2.月々とボーナス時の返済可能額を確認
キャッシュフロー表の結果からボーナス時返済も含め毎月どの程度だったら住宅ローンを返済していけるのかを検討します。住宅を購入すると固定資産税や都市計画税もかかるので少し余裕をみておくとよいでしょう。
3.住宅ローンタイプ・返済方法を決める
毎月の返済可能額をもとに住宅ローンタイプや返済方法を決定します。ローンには全期間固定型のフラット35や変動金利型の民間ローンなどがあります。元利均等返済や元金均等返済など返済方法によって月々の負担が変わります。
千葉・茨城で受けられる住宅補助金制度
マイホーム資金計画で住宅ローンの返済を楽にする方法として住宅補助金制度の利用があります。千葉・茨城エリアで利用できる可能性のあるものをピックアップしました。
すまい給付金
住宅購入時の消費税負担の増加分を軽減するために一定の条件を満たす住宅購入者に現金を給付する制度です。消費税が5%から8%へ引き上げられた際に始まった制度で2021年12月まで実施されます。
給付金の額も10~30万円(消費税10%引き上げ後は10~50万円)で申請期限は住宅の引渡しから1年以内が原則となっています。詳細は国土交通省のすまい給付金サイトでご確認ください。
参照元:国土交通省「すまい給付金サイト」(http://sumai-kyufu.jp/application/send/index.php)
地域型住宅グリーン化事業
地域における木造住宅生産体制を強化して環境負荷の低減を図るために設置された新築住宅向けの補助金制度です。これを利用するには外国産ではなく地元の木材を使用して家を建てることが必要になります。
補助対象となる木造住宅・建築物の種類は以下の通りです。詳細は地域型住宅グリーン化事業(評価)のページでご確認ください。
- 長寿命型(長期優良住宅:木造、新築)
- 高度省エネ型(認定低炭素住宅及び性能向上計画認定住宅:木造、新築)
- 高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅:木造、新築および改修)
- 優良建築物型(認定低炭素建築物等一定の良質な建築物:木造、新築)
参照元:地域型住宅グリーン化事業(http://chiiki-grn.jp/)
家族が喜ぶ注文住宅!
高性能+αの住宅会社3社
※このサイトでは、一級建築士が所属し、断熱・気密性に優れた家を標準仕様としている住宅会社の中から、+αの特徴を持つ3社を「高性能+αの住宅会社」としてピックアップしています。断熱性は「ダブル断熱構造」「トリプル断熱構造」といった高性能な断熱構造を用いている、あるいは断熱性や防音性に優れた「セルロースファイバー」のような断熱材を標準としていることを条件に採用。また断熱性・気密性を高める樹脂窓の採用の有無も選定基準としました。